わざわざ 言い換え39選!ビジネス 上司 友達表現 ニュアンス 誤用例は?例文でマスターしましょう!
忙しいのにわざわざ会いに来てくれたり、物を届けてくれたりする親切な方がいるものです。そういった方の好意を忘れずに、恩に報いることが大切ではないでしょうか?
今回は「わざわざ 言いかえ」をまとめてみました。
わざわざ 言い換え
わざわざの意味は?
「わざわざ」とは、必要以上に手間や時間をかけて、特別に何かを行う様子を表す言葉です。
わざわざ遠くからお越しいただき、誠にありがとうございます。お会いできて大変うれしく思います。
わざわざお手紙までいただいて恐縮です。お気持ちが伝わり、心から感謝しております。
わざわざご連絡くださったのに、すぐに対応できず申し訳ございませんでした。
わざわざの言い換え表現・例文
① 遠方より
遠方よりお越しいただき、誠にありがとうございます。
遠方よりご参加くださり、心より感謝申し上げます。
遠方よりのご来訪、大変光栄に存じます。
遠方よりお力添えを賜り、厚く御礼申し上げます。
② お忙しい中
お忙しい中、ご対応いただき誠にありがとうございました。
お忙しい中、お時間を割いてくださり感謝いたします。
お忙しい中のご連絡、まことに恐れ入ります。
お忙しい中、丁寧にご返信いただき心より感謝します。
③ わざと
わざと遅らせたわけではなく、確認に時間がかかりました。
わざとではないのですが、誤って送信してしまいました。
わざと注意を引こうとしたわけではありません。
わざとらしく見えないよう、自然な表現を心がけました。
④ 意図的に
意図的にデータを削除したわけではないと確認しました。
意図的に変更した箇所は、改善のためのものでした。
意図的に誤解を招く表現は避けるよう注意しています。
意図的に遅延させた事実はなく、誤認によるものです。
⑤ 殊に
殊に印象的だったのは、彼の冷静な判断力でした。
殊に優れた成果を挙げた方々に敬意を表します。
殊に寒さの厳しい地域では対策が必要です。
殊に安全面には十分な配慮をお願い申し上げます。
⑥ 改めて
改めて感謝の気持ちを申し上げたいと思います。
改めてお礼のご連絡を差し上げます。
改めて状況を確認のうえ、対応いたします。
改めて本件についてご説明させていただきます。
⑦ 念のために
念のために再度データを確認させていただきます。
念のために、資料をもう一度共有いたします。
念のために、明日の予定を再確認いたします。
念のために、控えのコピーも保管しておきます。
⑧ 気を遣って
いつも気を遣ってくれて本当にありがとう。
相手に気を遣いすぎて疲れてしまうこともありますね。
気を遣ってくれた気持ちがとても嬉しかったです。
そんなに気を遣わなくても大丈夫だよ。
⑨ 心を込めて
心を込めてお礼申し上げます。
心を込めて作成した資料をご確認ください。
心を込めて対応させていただきました。
心を込めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。
⑩ ありがたくも
ありがたくもご招待をいただき、心より感謝いたします。
ありがたくも貴重なご助言を賜りました。
ありがたくもお力添えをいただき、無事に完了しました。
ありがたくも多くの方に支えられております。
⑪ 尽力して
プロジェクト成功のために尽力してまいります。
ご尽力してくださった皆さまに深く感謝申し上げます。
社の発展に尽力してくださりありがとうございます。
課題解決のために全力で尽力いたします。
⑫ 意を尽くして
意を尽くしてお詫び申し上げます。
意を尽くして説明いたしましたが、ご理解をお願いしたいです。
意を尽くして努力を重ねてまいります。
意を尽くして対応いたしますので、ご安心ください。
⑬ 特段に
特段に問題は見受けられませんでした。
特段に変更点はございませんのでご安心ください。
特段にご指摘事項はなく、順調に進んでおります。
特段に懸念すべき点は確認されませんでした。
わざわざ 言い換え ビジネス
⑭ せっかく
せっかく来てくれたのに、会えなくて残念でした。
せっかくの機会なので、前向きに挑戦します。
せっかく作ってくれたのだから、大切に使うね。
せっかくなので、一緒に写真を撮りましょう。
⑮ 特別に
今回は特別に割引価格でご案内いたします。
特別に時間を設けていただき、感謝しております。
特別に許可をいただき、進めることができました。
特別に準備してくださり、本当にありがとうございます。
⑯ 念入りに
念入りに準備を進めておりますのでご安心ください。
念入りに確認を行い、誤りのないよう努めました。
念入りに打ち合わせを行ったうえで決定しました。
念入りに計画を練り、実行に移します。
⑰ あえて
あえて厳しい道を選んだ彼の覚悟に感動しました。
あえて意見を申し上げるなら、改善点は一点です。
あえて挑戦することで新しい発見が得られます。
あえて言うなら、それは前向きな判断です。
⑱ 特に
特にこの部分の改善が重要だと感じています。
特にご意見の多かった点を修正しました。
特に問題はなく、予定通り進行しています。
特に印象的だったのはチームの団結力です。
⑲ ご多忙のところ
ご多忙のところ、ご出席いただき誠にありがとうございます。
ご多忙のところ恐縮ですが、ご確認をお願いいたします。
ご多忙のところ、ご対応いただき感謝申し上げます。
ご多忙のところお手数をおかけし、申し訳ありません。
⑳ 律儀に
律儀に連絡をくれて本当にありがとう。
律儀に約束を守る姿勢がとても素敵です。
律儀に毎回挨拶してくれるのが嬉しいです。
律儀に対応してくださり、助かりました。
㉑ 手間をかけて
手間をかけていただき、心から感謝しております。
手間をかけて準備してくれてありがとう。
手間をかけてまで協力してくれて助かりました。
手間をかけてしまい恐縮ですが、どうぞよろしく。
㉒ 配慮をもって
配慮をもってご対応いただき、誠にありがとうございます。
配慮をもって進めてくださり、感謝申し上げます。
配慮をもって話を聞いてくれて救われました。
配慮をもってご案内いただき、大変助かりました。
㉓ 誠意をもって
誠意をもって対応させていただきます。
誠意をもって謝罪し、信頼回復に努めます。
誠意をもって接することで理解を得られました。
誠意をもって行動することを常に心がけています。
わざわざ 言いかえ 上司
㉔ お時間を割いて
お時間を割いていただき、誠にありがとうございます。
お時間を割いて面談にご参加くださり感謝いたします。
お時間を割いてご意見を頂戴し、参考になりました。
お時間を割いてご確認くださり助かりました。
㉕ お手数をおかけして
お手数をおかけして申し訳ございません。
お手数をおかけしますが、ご確認をお願いいたします。
お手数をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
㉖ ご配慮のうえで
ご配慮のうえでご対応くださり、心より感謝申し上げます。
ご配慮のうえ、調整いただきありがとうございました。
ご配慮のうえでご提案くださり、感謝いたします。
ご配慮のうえご判断を賜り、誠に光栄です。
㉗ ご丁寧に
ご丁寧にご返信いただきありがとうございます。
ご丁寧にご説明くださり、理解が深まりました。
ご丁寧に対応いただき、心より感謝いたします。
ご丁寧にご案内いただき、大変助かりました。
㉘ ご厚意で
ご厚意でお力添えをいただき、誠に感謝申し上げます。
ご厚意でお引き受けくださり、心より御礼申し上げます。
ご厚意でのご協力に、深く感謝いたしております。
ご厚意でのご支援、誠にありがとうございました。
㉙ お心遣いをいただき
お心遣いをいただき、誠にありがとうございます。
お心遣いをいただき、大変励みになりました。
お心遣いをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
お心遣いをいただき、深く御礼申し上げます。
㉚ お心をお寄せいただき
お心をお寄せいただき、厚く御礼申し上げます。
お心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
お心をお寄せいただき、深く感謝申し上げます。
お心をお寄せいただき、感激しております。
㉛ ご尽力いただき
ご尽力いただき、無事に完了することができました。
ご尽力いただき、心より感謝申し上げます。
ご尽力いただいた皆さまに深く御礼申し上げます。
ご尽力いただき、厚く御礼を申し上げます。
わざわざ 言いかえ 友達

㉜ 忙しいのに
忙しいのに連絡をくれて本当にありがとう。
忙しいのに時間を作ってくれてうれしいです。
忙しいのに気にかけてくれて感謝しています。
忙しいのに来てくれて助かりました。
㉝ 無理して
無理して来なくても大丈夫だったのに、ありがとう。
無理して手伝ってくれて本当に助かりました。
無理して体を壊さないように気をつけてね。
無理してまでやってくれて感謝しています。
㉞ 頑張って
頑張って準備してくれてありがとう。
頑張って続けてきた努力が実を結びましたね。
頑張って取り組む姿勢にいつも励まされています。
頑張ってくれて本当にありがとう、助かりました。
㉟ ちゃんと
ちゃんと確認してくれてありがとう。
ちゃんと話を聞いてくれてうれしかった。
ちゃんと約束を守る姿勢が素敵です。
ちゃんと準備してくれて助かりました。
㊱ 優しく
優しく声をかけてくれてありがとう。
優しく対応してもらえて安心しました。
優しく見守ってくれてうれしいです。
優しくしてくれて本当に感謝しています。
㊲ 親切に
親切に案内してくださりありがとうございました。
親切に説明してくれて助かりました。
親切に接してくれて心が温まりました。
親切にしていただき、心より感謝申し上げます。
㊳ 気にかけて
気にかけてくれて本当にうれしいです。
いつも気にかけてくださりありがとうございます。
気にかけてくれて助かりました。
気にかけてくれるあなたの優しさに感謝します。
㊴ 気を配って
気を配ってくださり、誠にありがとうございます。
気を配ってくれて、本当に助かりました。
気を配ってくださる姿勢に感謝しております。
気を配って対応してくれて、ありがとう。
わざわざ 言い換え ニュアンス
| フォーマル(ビジネス・目上向け) | カジュアル(友人・親しい相手向け) | 
|---|---|
| 遠方より | 忙しいのに | 
| お忙しい中 | 無理して | 
| 意図的に | 頑張って | 
| 殊に | ちゃんと | 
| 改めて | 律儀に | 
| 念のために | 優しく | 
| ありがたくも | 親切に | 
| 尽力して | 気にかけて | 
| 意を尽くして | 気を配って | 
| 特段に | 気を遣って | 
| せっかく | 心を込めて | 
| 特別に | |
| 念入りに | |
| あえて | |
| 特に | |
| ご多忙のところ | |
| 律儀に | |
| 手間をかけて | |
| 配慮をもって | |
| 誠意をもって | |
| お時間を割いて | |
| お手数をおかけして | |
| ご配慮のうえで | |
| ご丁寧に | |
| ご厚意で | |
| お心遣いをいただき | |
| お心をお寄せいただき | |
| ご尽力いただき | 
わざわざ 言い換え 誤用例
| 語句 | 誤用例 | 注意点・解説 | 
|---|---|---|
| 遠方より | ×「遠方よりお邪魔しました」→自分に使うと不自然 | 「遠方よりお越しいただき」が正しい。基本は相手に敬意を示す表現。 | 
| お忙しい中 | ×「お忙しい中でしょ?」→親しい会話ではやや堅すぎる | フォーマル向き。カジュアルな会話では「忙しいのに」の方が自然。 | 
| わざと | ×「わざと来てくれてありがとう」→意味が「故意に」となる | 「わざと」は「意図的に悪意をもって」という意味にもなるため、感謝文脈ではNG。 | 
| 意図的に | ×「意図的に準備してくれてありがとう」→不自然 | 意図をもって計画的に行う行為に限定。感謝文では使わない。 | 
| 殊に | ×「殊にありがとう」→文法的に誤り | 「殊に優れている」「殊に印象的だった」のように名詞・形容詞を修飾する。感謝文脈には不向き。 | 
| 改めて | ×「改めて会議を中止します」→意味は正しいがやや冷たい印象 | 「再度」という意味。相手への感謝などに使う場合は「改めて感謝申し上げます」と丁寧に。 | 
| 念のために | ×「念のために確認してくれてありがとう」→不自然 | 感謝よりも「確認・安全性」の文脈で使う。「念のために送付いたします」などが正。 | 
| 気を遣って | ×「気を遣ってくれなくていいのに」→軽い皮肉に聞こえることも | 感謝の意で使うときは「気を遣ってくれてありがとう」と柔らかく。 | 
| 心を込めて | ×「心を込めて掃除しました(上司に)」→軽く響く | 仕事文書では「真心を込めて」「誠意をもって」の方が格調高い。 | 
| ありがたくも | ×「ありがたくも参加させていただきます」→やや大げさ | 感謝を強調する文語的表現。使いすぎると古風で不自然に見える。 | 
| 尽力して | ×「私が尽力してもらいました」→文法誤り | 「尽力する」は自分の行為。「ご尽力いただく」は相手に使う。敬語に注意。 | 
| 意を尽くして | ×「意を尽くしてメールします」→不自然 | 「意を尽くして申し上げます」「意を尽くして対応いたしました」などフォーマル限定。 | 
| 特段に | ×「特段にありがとう」→誤用 | 「特段に」は「特に」「特別に」の硬い言い換え。感謝表現とは相性が悪い。 | 
| せっかく | ×「せっかくですが来ないでください」→皮肉に聞こえる | 「せっかく〜のに」「せっかく〜してくれたのに」は否定と組み合わせるとネガティブになる。 | 
| 特別に | ×「特別に来てくれてありがとう」→やや上から目線 | 相手への敬意を込めたいときは「わざわざ」や「ご足労」を使う方が自然。 | 
| 念入りに | ×「念入りに来てくれてありがとう」→動作に不適 | 「念入りに」は準備や計画などに使う。「念入りに調べました」などが自然。 | 
| あえて | ×「あえて来てくれてありがとう」→皮肉に聞こえる | 「あえて」は「普通はしないことをする」意味。感謝表現には向かない。 | 
| 特に | ×「特にありがとう」→単体では不自然 | 「特に印象に残った」「特に〜の件で」など具体的な対象を伴わせる。 | 
| ご多忙のところ | ×「ご多忙のところすみません」→正しいが頻用すると形式的 | 感謝より謝意に使う。「ご多忙のところ恐縮ですが」が定型。 | 
| 律儀に | ×「律儀に来たね(笑)」→親しい相手なら自然だが、上司に使うと軽い | 目上にはややくだけた印象。使う相手に注意。 | 
| 手間をかけて | ×「手間をかけてすみません」→正しいがやや直接的 | ビジネスでは「お手数をおかけして」がより丁寧。 | 
| 配慮をもって | ×「配慮をもってありがとうございます」→文法的に誤り | 「配慮をもって対応する」など行動描写に使う。感謝表現とは組み合わせにくい。 | 
| 誠意をもって | ×「誠意をもって来てくれてありがとう」→やや不自然 | 感謝よりも態度や対応の真摯さを表す。「誠意をもって対応いたします」などで使用。 | 
| お時間を割いて | ×「お時間を割いてすみません」→正しいが謝意メイン | 感謝のときは「お時間を割いていただきありがとうございます」とセットで使う。 | 
| お手数をおかけして | ×「お手数をおかけしてすみません」→正しいが謝罪寄り | 感謝にも使えるが、基本は「ご迷惑をかけてしまった」ニュアンス。 | 
| ご配慮のうえで | ×「ご配慮のうえでありがとう」→不自然 | 「ご配慮のうえ、〜していただきありがとうございます」と補うのが自然。 | 
| ご丁寧に | ×「ご丁寧にありがとう」→文法的に誤り | 「ご丁寧に対応いただき、ありがとうございます」と文を完結させる必要あり。 | 
| ご厚意で | ×「ご厚意で送ってもらいました」→正しいがやや改まった印象 | フォーマルな書き言葉向き。日常会話では硬すぎる。 | 
| お心遣いをいただき | ×「お心遣いをいただきます」→時制誤り | 「お心遣いをいただき、ありがとうございます」が正しい。 | 
| お心をお寄せいただき | ×「お心をお寄せいただきます」→未来形は不自然 | 感謝は「お心をお寄せいただき、感謝申し上げます」と完結させる。 | 
| ご尽力いただき | ×「ご尽力いただきます」→未来形では不自然 | 実績に対して使う。「ご尽力いただき、誠にありがとうございます」が基本形。 | 
| 忙しいのに | ×「忙しいのに来たんだ」→やや上から目線に聞こえる | 「忙しいのにありがとう」と感謝を添えると柔らかくなる。 | 
| 無理して | ×「無理して来たの?」→相手を責めるように聞こえる | 感謝やねぎらいを加えるとよい。「無理して来てくれてありがとう」。 | 
| 頑張って | ×「頑張ってくれてありがとう」→上から目線に響く場合も | 目上には避ける。友人・後輩には自然。 | 
| ちゃんと | ×「ちゃんと来てくれてありがとう」→上から目線 | フレンドリーな会話ではOK。ビジネスには不適。 | 
| 優しく | ×「優しくしてくれてありがとう」→親しい関係限定 | ビジネス文書では「ご配慮」「ご厚意」などに言い換える。 | 
| 親切に | ×「親切にしてくれてありがとう」→OKだが目上にはカジュアル | 上司には「ご親切にしていただき」などに格上げすると丁寧。 | 
| 気にかけて | ×「気にかけてくれてありがとう」→友人向けとしては自然 | ビジネスでは「ご配慮」「お心遣い」に変える。 | 
| 気を配って | ×「気を配ってありがとう」→少し不自然 | 「気を配っていただき、ありがとうございます」と言い切る形で使う。 | 
 
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
         
  
  
  
  